今年のお花見

f:id:tonko-i:20220406225458j:plain

f:id:tonko-i:20220406225602j:plain

f:id:tonko-i:20220406225648j:plain


花冷えの日が数日続いたせいか、10日前に満開だった桜がまだ咲き残っているとこrがある。

3月末は暖かくて本当に花見日和だった。今年は写真の順番通りに千鳥ヶ淵飛鳥山公園、県立三ッ池公園に見に行った。

 

千鳥ヶ淵の桜は枝を伸ばし放題お堀の方に伸ばしていて、おおらかな感じがする。北の丸公園を通って国立近代美術館に美術館の春まつりなんて銘打って桜関連の絵画を展示していた。

 

飛鳥山公園は2月生まれの4歳下の友人と行ってきた。春休みだったのと、広くて大きな遊具があって親子連れで賑わってた。ここの桜はやはり上に伸びるようにされてるみたい。枝が人の目に当たらないように横に伸びたのは切られるんだろうな。江戸時代、吉宗の命で出来た公園とか。江戸時代の人って、下町に住んでた人たちが、はるばる王子にある公園までテクテクと歩いてきたのかな。昔の人って脚が丈夫なんですかね。そのころの桜は今のソメイヨシノではないから、何だったのかな。大島さくら、山桜?大河ドラマで名を広く知られてしまった渋沢栄一の史料館は入場する人がたくさん並んでいてパス。都電に乗って雑司ヶ谷鬼子母神に寄ってきた。ここは欅が立派。うっすらと新芽が芽吹きだしてる。

 

もう一か所は三ッ池公園。ここの公園は真ん中に位置する3つの池の周りが小高くなってる。すり鉢状みたいな感じ。池の周りと小高くなった斜面にも桜があって、広くて気持ちいい。この公園の桜はソメイヨシノが多いけど、いろんな種類の桜が植わっている。そぞろ歩きする老夫婦、友人同士、親子連れ、ゆったりと時間が流れる感じ。

3か所の桜の名所を見てきて一番良かったのは三ッ池公園かな。池の水に写る桜、いい感じでした。

 

後、何回桜が見られるかな、と思うこの頃だけど、近くの公園の桜の下で、一歳になるかならないかくらいの小さい男の子がヨチヨチと手を桜の方に挙げながら嬉しそうに歩いてるのを見て、この子にとって今年の桜は初めて見るのだろうなと思った。同時にこの子はこれから何回も桜を見られるだろうけれど、屈託のない気持ちでずっと見られるといいなと思った。この頃の鬱陶しいコロナ、地震、人間のせいで起こる戦争、本当、平和な世の中であってほしいね。