横浜歴史博物館

ひさしぶりに公文の時の友人と会った。

だいたいいつも、何処かに出かけて食事とお茶して解散なんだけど、今回は彼女が民生委員をしていてその用が2時過ぎからあるというので、早めに出発。

今回は彼女も横浜市の敬老パスを持てる歳になったので、敬老パスの使える範囲内ということで、必然的に横浜市内。

地下鉄のセンター北駅近くの横浜歴史博物館へ。今、鉄道開業150周年記念して「みなでつなげる鉄道150年-鉄道発祥の地よこはまと沿線の移り変わりー」展を開催中。会場も広くなくて展示も地味。だけど、昔の沿線図とか駅の写真、改札の風景なんかを見てると懐かしい。

遠足で小学生たちも来てたが、あまり興味なさそう。これって、やっぱり大人向き、それも年配の。

常設展は横浜の古代からの歴史。今は世界の港だが、ほんの150年くらい前は潮干狩りをしているようなただの浜だったのだ。明治の初めの地図を見ても中華街はやはり海岸に対して45度回転している。これってどうしてですか、って聞いたら、昔の畑がこのようになっていたからだって。畦道とかは変えられなかったのね。

この歴史博物館のs隣には大塚・歳勝土遺跡があって、弥生時代の村の後があり、竪穴住居も何棟か復元してある。ここは2000年くらい前の遺跡らしいが、たかだか2000年前はこんな暮らしだった、と思うと結構不思議な感じに襲われる。70年以上生きてくると、2000年がすごく短く感じる。書き留める言語もなかったし、文明の利器は何もない状態から今のような凄い時代になるななんて、人間凄いけど、2000年後はどうなってるんだろう、と思ってしまった。

結構、カルチャーショックのような物を感じて歴博を後にして、一転現実路線。イートインで天せいろを食べて、カフェでお茶して、久しぶりのおしゃべりを楽しんだ。

 

余禄:センター北駅の中国語表示が「中心北」、そのままだ、納得‼