１年半前に、旅行に行った先の松江城内の急階段を昇る時に左膝を痛めた。帰宅して整形外科に診てもらったついでに骨密度の検査を受けたら、めちゃ腰椎の骨密度が低い、若い人に比べて５８％、同年齢の人と比べても７５％の骨密度の結果が出た。重度の骨粗鬆症なんて診断を受けた。ショックなんだけど、症状として痛くも痒くもないのよね。ただ転んだ時に骨折しやすいのかな。
その時に処方されたのが、２年間毎日自己注射の薬。飲み薬なら簡単なんだけど、28回分が一本のインジェクターに入っていて、針を毎日変えて打つというもの。冷蔵庫に保管、毎回アルコール綿でインジェクターと針が接触するところと自分の身体の打つところを消毒。おへその周りのお腹に打つのだけど、これが結構ストレス。やっぱり、針、と言っても5ミリくらいの長さなんだけど、お腹に刺すのには毎回嫌だなと思いながらやっていた。半年ごとに血液検査と骨密度の測定を受けたけど、1年半経った先日の検査で思ったほど骨密度も上がってなくて平行状態。がっくり。
それで、今回でこの自己注射薬は終了して、来月から月に一度、整形外科で受ける注射に変更することになった。これもお腹に打つらしいけど、自分でなくて、看護師か医師が打ってくれるし、月に一度のなるのが楽かな、と思う。今までのの注射薬の薬価も高かったけど、今度からのはもっと高くなるみたい。
最初の時にこちらの方を提案してくれなかったのかな。膝を痛めなかったら整形外科にも行かなかったし、骨密度も測っていなかった。骨粗鬆症への治療薬の事も何も知らなかったからね。
骨密度が上がらなかったのは毎日の自己注射へのストレスだったのかも。
