六本木の国立新美術館に「メトロポリタン美術館展」を観に行ってきた。副題が
西洋絵画の500年。大まかに3つの時代に分けて展示されていて、エル・グレコ、カラヴァッジョ、フェルメール、ベラスケス、セザンヌ、ゴッホ、etc.多数の有名な画家の作品が見られました。エル・グレコやフェルメールの作品が展示されているのを知らなかったので、ラッキーと思ったよ。この展覧会大阪から巡回して東京に来たみたい。ニューヨークにも多分行けそうにないから、ここで、コンパクトに絵画を観られるのは幸せなのかも。
一昨日に都美術館にフェルメールとオランダ絵画展を観に行ったが、フェルメールと銘打ってるけど、作品は一点だけ。バックの壁に本来のキューピッドの絵が隠されているのが鑑定の結果判明して修復してキューピッドが表れた絵というので、宣伝してた。前宣伝が大きすぎて、ちょっとフェイントを食らったような感じがしないでもなかった。もっともオランダ絵画も割と好きなので展覧会自体は良かったけど。
この頃美術館に行くのにも事前に日時予約制のところが多い。美術館て、ぶらっと行きたいけところなんだけどね。予約制を取ってる割に、観覧者が多いように思う。一つの作品に10人くらい集まってる事が多いし、作品が小さい時は本当に観るのも大変。それに、企画展の入場料が高くなった。また、ショップの物品の値段、半端なく高い。
新美術館を出た後、青山墓地を通って外苑前に。青山墓地の中央通りの桜並木、蕾もすっかり膨らんで、一週間もすれば見頃になるはず。明るいし、桜並木だけを見てたら墓地だというのを忘れそう。神宮外苑のイチョウ並木を絵画館の方に向かって歩いたら、昔、夫一家が会員だったテニスクラブがまだった。格式高いクラブのようで、未だに皆さん上下白のウエアだったよ。