2年5ヵ月ぶりに京都、大阪へ

2年5ヵ月ぶりに、10日、11日と一泊で夫と大阪、京都に行った。

第一の目的はむすこの新居訪問。一年前に新居に移っていたのだが、コロナのせいでなかなか行けなかった。今回も行こうと決めた6月中旬は感染者が減っていたのだが、7月に入って急増。だけど、今回を逃したら、またいつになるかと思って、思い切って出かけた。元気に過ごしている皆に会えて、楽しい時間を持てて良かった。

 

貧乏性な私は上記のメインイベント以外にもいろいろとくっつけた。もっとも、時間の制約もあるし、何よりも暑さ、それに夫の健康状態などいろいろと気をつけながらの行動となった。

それでも、実家のお墓に参る代わりに、京都の大谷祖廟の方にお参りができた。お父さん、お母さん、ご無沙汰ごめんなさい、なんて少し沁み沁みしたわ。

祇園祭中(祇園祭って、一か月くらいの間やってるのね)の八坂神社にもお参りできたし、神社も四条通りもお祭りの団扇や幔幕が飾ってあって、お祭り気分を味わえたような気がした。

翌日は西国三十三番札所の20番目の善峯寺に行ってきた。京都に近い向日町駅から行くのだが、バスに時間がありすぎたので、タクシーに乗った。これ、正解。善峯寺バス停からは結構坂道を上っ行く事に、タクシーは本当に近くまで行ってくれて助かった。季節のいい時なら歩くのも厭わないけど、暑さには負ける。参拝してご朱印をいただいて少しまったり。境内が広くて順路を辿れば40分ほどかかるよう。暑さのために、諦めて、本堂近くの釣り鐘堂からの京都市内が一望できたので満足して、帰りのバスに間に合うべく、急坂を下った。

午後からもどこかに行きたかったのだが、暑さには逆らえず、無理はしないと決めて、早々に帰りの新幹線に乗った。

 

ところで、お昼を両日とも麺類。それも、自分なりにこだわった。

10日は南座にある「松葉」でにしんそば。最初からここで食べようと決めていた。冷やしにしんそばを。にしんそばって、温かいものとばかり思っていたが、新しい発見。とろろが絡まって美味。

 

11日は京都駅の伊勢丹のレストラン街で何気なくお昼処を探していたら、「美々卯」を発見。関東地区の美々卯は2年前にコロナで撤退したので、懐かしさのあまりに入った。京都、大阪人なら夏は鱧、その天ぷらの付いたおろしぶっかけ冷やしうどん。これは美味しかった。

 

短い滞在だったけど、家族にも会えたし、行きたい所も行けたし、美味しい物も食べたし、満足できた旅だった。

季節がよくなったら、今度は一人ででかけたい。