湖東小旅行

九州や山陰地方では大雨が続いて被害も出ているが、関東は晴天続きで真夏の前の猛暑となっている。暑中見舞いは土用に入ってから出すのかな。もう少し日にちがあるね。

第2水曜日の今日は編み物お稽古の日なんだけど、先生が月曜日の炎天下の外出で気分が悪くなられたとかで、お休みになった。いやー半分ほっとしたような、残念なような。

実は今回のお宿の友人宅、駅から緩い坂道を15分程上って行くのだけど、炎天下を考えたらタクシーを使った方が良いかなとか考えてた。丁度フランスからお嬢さんがイケメンのお孫さんと帰国されていて、今日のお昼はフランス仕込みのお料理を頂けるはずだったんだ。それがちょっと残念。

 

先日クラス会の翌日、近江八幡彦根、醒ヶ井と回った。あの時も晴れて暑かったけど、今日この頃の暑さよりは全然マシだった気がする。

彦根城は大学生の時に尋ねて以来で、お城への石段を上りつつこんなに高い所にあったのかな、と忘却の彼方の記憶は蘇らなかった。お城も立派でどっしりとしている。天守閣からは琵琶湖を初め周囲の景色がばっちり。昔は辺り一面田畑か草原だっただろうね。お城のそばの玄宮園という庭園も静かでいい感じ。観光シーズンでないからか、観光客もそれほど多くないし。

醒ヶ井は米原から東海道線で大垣方面へ一駅。昔の中山道の宿場だったそうだ。

ここの湧水の流れに咲く梅花藻を見に行った。まだ、シーズン初めだから、どうかなと思ったけど、まとまって咲いているところもあって涼し気な花に癒された。

水も手で触るとひんやり、14度だそうだ。川(流れ)沿いの家は流れのところまで降りる石段があって、きっと野菜を洗ったり、スイカなんかを冷やすんだろうね。

街の佇まいも郷愁を感じさせるような所。

醒ヶ井の駅も外観はモダンだけど、正式の駅員さんはいなかった。つばめが一杯飛んでいたよ。

日常でない風景を見られて、暑かったけど、楽しい小旅行になった。

醒ヶ井の梅花喪  小さい白い5弁の花びらが梅に似ているけれどキンポウゲ科だって。