昔畑、今宅地または駐車場

我が家(マンション)の近くに畑が数か所ある、あった。

ここに引っ越してきた頃は周りはもっと畑や果樹園のようなものもたくさんあったが、人口が増えるに連れて(畑が家に建て替えられたせいで人口が増えたのかも)畑は次々に宅地や駐車場に変わって行った。

横浜アリーナの裏にあった大きめの畑も昨年、駐車場になってしまった。ここはブロッコリーや春菊、小松菜などが植えられていて、やや大きめの畑だったので、野菜が整列してい育っているのは結構壮観な眺めだった。これだけ大きな駐車場を作るってニーズがあるからだと思うけど。確かにいつも半分くらいは埋まってる。

別の場所に300坪くらいはあった畑は、数年前に半分くらいが駐車場になって、残りの畑は放置状態だったのが、数日前に通ったら、宅地分譲の案内が出ていた。それも7軒も立つんだって。

もう一か所は、いつも歩いて行く道の脇にも100坪ちょっとの畑で、ここはコロナ前まではおじいさんが世話していた。トマト、キュウリ、ナス、大根、ネギ等いろんな野菜を一畝か二畝に整然と作られていた。元、お百姓さんなんだろうな。プロの感じな畑だった。トマトやナスが実ると、畑を観るのが楽しみだった。ところが、2年前からおじいさんの姿は見えず、若い人がごそごそと土をいじってたけど、素人だと分かる畑になってしまった。農地にしておかないと、固定資産税が高くなるのだろうか。申し訳程度に何か植わってます、状態。

この頃は一軒家の建て替えを見ていたら80坪くらいの土地では3軒は当たり前で4~5軒になることも。大体3階建てになってきてる。それにしても、夫々の家に駐車スペースも設けて上手く土地を分割して建てるな、と感心。土地の値段が高すぎて、80坪の家を一軒買うのには無理だけど、数軒に分割された一つなら買えるという事か。

でも、新築のマンションの平均価格が6000万円越え(東京の話だったかな)って、大変だよね。ただのサラリーマンが自分の家を持つって、あーしんど(@_@)