カーボン山の八重桜

3月末に母の法事で大阪に行った。丁度、ソメイヨシノが満開で、久しぶりの大阪城公園中之島、それにお墓のある高安山の桜と新緑を楽しめた。4月になっても、何かと忙しく過ごしてきた。今日は朝からフリー、それも快晴。

カーボン山(菊名桜山公園)の八重桜を、見てきた。東横線菊名駅から妙蓮寺駅の間にある小高い丘。大きな八重桜の木が150本植わってるとか。大きくて立派な木が多い。いつも思うのだけど、たわわに桜餅が枝になっているようにも見える。丁度桜の花と少し茶色がかった新葉が、道明寺の桜餅を想像させるのよね。八重桜は一つの花に花びらがどれだけ付いているのかと思うくらいたくさんの花びら。散り際の花吹雪も見事なのだ。日曜日だからか子連れの親子がお弁当を広げていたりして、でも、混雑する行楽地でなくて、近場の知っている人だけが訪れるというところがいい。

今は菊名桜山公園と名前が変わったが昔からの人はカーボン山と呼んでいる。第一カーボンと言う会社がこの土地を所有していた事からカーボン山と呼ばれていたそう。

30代の頃、この丘の麓のテニスコートによく通った。今日、上から見たら、テニスコートは無くなり住宅地になっていて、どこがテニスコートだったのか分からなくなっていた。