神奈川県合唱祭

昨日、神奈川県合唱祭3日目のC ブロックに出演してきた。

Jポップの曲で「花になれ」。ポップスに弱いので曲を貰った時にどんな曲かもチンプンカンプン。羽生結弦がフリーの演技の伴奏曲に使ったとか。

もらったのが、2か月半前。10回の練習しかない。10回もあれば十分と思うかもだけど、我が合唱団は暗譜で歌う事を団の決まりとしてる。メロディーもきれいだし、歌詞もうなずける歌詞なんだけど、曲全体から見て、1番、2番そして最後のコーダみたいな感じ。この1番、2番が曲者、歌詞は違うけど、おおまかなメロディーは同じ、ところどころにそれぞれのパートに1番と違う音符があって、罠なんだな。ここは音が上がるんだとか、皆暗譜に四苦八苦。歌詞を書いた紙をバッグに忍ばせて、電車の中なんかで覚えたりしてね。最後の最後まで100%暗譜できたという自信がなかった。

とにかく、本番の日を迎えて、事前練習に予約した会場で40分ほど練習した。この場所が良く響いて、皆上手く歌えたと錯覚をさせる。

コロナの影響で、まだ、客席から直接ステージに上がるので、この事前練習は必須。会場の県立音楽堂、世間の評判では音の響きのいいホールらしいけど、ステージ上は孤独な感じになる。他の人の声があまり聞こえてこないのだ。客席には届いてるらしいけど。いやー、自分の自信のなさが出たね。声は上ずるし、1番と2番の歌詞を間違えそうになるし。自分的には凄く不満な歌唱になった。

後で、皆に聞くと、殆どが間違えた、聴こえない、不安になったと。

エストロも自分のつばを誤嚥して指揮しながらごほっとしそうになって、大変だったと。事前に歌詞の不安を消すために僕が口三味線するから、なんて言いながら、片手を口に手を当ててからね。ま、苦しい中でテンポを狂わないように指揮するのはさすがにプロだと思ったけど。

夕方だったので、桜木町のキリンシティで打ち上げ、久しぶりに賑やかな会になった。講評は概ね良いのよね。講評の先生方も上手だよね。くじけないように褒める所はめちゃ褒めてくれる。

3月の演奏会までにはしっかり暗譜して自信をもってステージ立てるようにしないと。頑張る!