サントリーホールでの演奏会

フォーレのレクイエム、念願のサントリーホールで歌ってきた。

高揚した気持ちをアップしたかったのに、このPCエンスト起こして、ウンスン状態。画面が消えてるのに、ディスクなんかのパイロットランプが着いてる。それで、強制終了しようとしたけど、消えないのだ。これは仕方がないと、PC内の充電を空っぽにして、再びコンセントでつないで、PCの電源をオンにしたら、ははは、見事に立ち上がってくれました。このPCも7年半になるからね。2,3年前も同じ状態になって、リカバーした経験が生きました。

そんなこんなで、少し興奮から覚めた状態での報告。


いや~、サントリーホールは建物の構造が堅固は感じがしたよ。やはり、日本を代表するホールの一つだけはあるね。客としてホールに入ると、美しい、と感じるだけだけど、裏手はやはりどこでもだけど無骨な感じ。初めての所だけに余計に緊張したのもあるけれど。

客席では何度かコンサートを聴きに座った事はあるけれど、今回は合唱団として、ステージの後ろのP席に。全員で160名ほどの合唱団。ソプラノも57人。並び順が背の高い方から前列。私は最前列の端になった。本当に楽譜を落とせばステージの上に落ちそう。右上を見れば、横の上のL席の人から私の楽譜が見えるんじゃないかという距離。オケの人も近くに見えるし、指揮者の大友氏の現れる下手のドアが間近。いい席で歌わせてもらえる。

3時過ぎから合唱指導者の安達先生が発声練習、そして最後のダメだし、ここは注意してね、って。いや~先生もドキドキもんだろうね。そして直前リハ。前日にミューザ川崎で通しのリハはしてるけど、いざ、本番のP席に着いて客席を見渡すと、また違うのよね。ミューザより広いし、美しいけれど堅固な感じ。

あれよあれよと食事をしたり着替えたりしてたら、本番なのだ、その前にもやはり安達先生の発声練習、並び順に整列して、いざ、P席へ。ドアが開いたら、わーお、お客様が一杯。なんだか嬉しいね。大きな拍手と共にソリスト二人と大友氏が登場。凄い拍手。後は、無我夢中で歌った感じかな。2番のテノールとバス、アルトのところが男声陣が少しテンポが速めになったような気がしたけど、そんなこと考える間もなく、ソプラノも加わる箇所へ。ま、上手くいったんじゃないかな。ソリストバリトンの与那城氏、凄い清潔感のあるいい声、ソプラノの種谷さんも美しい声、本当に天上から降ってくるようだった。あっという間に終曲のソプラノ合唱の聴かせどころ。安達先生に注意されたんだよね。天使は地を這わないよ、天使は空中に浮かんでるんだよ、って。

終わった~。

私が捌いた5枚の席が私からよく見えて、友達が手を振ったけど、こちらからは振ってはいけませんとのお達しが出てたので、にっこりスマイルだけ返しておいた。

いや~、なんか興奮したね。来年も同じ頃に曲を変えて演奏会は開かれる予定。参加しようか、思案中。木曜日のダブルヘッダーの練習はきついからね。

初めての経験だったからの高揚感もあるけれど、今年はフラウエンの演奏会も控えてるという、プレッシャー感もあって、何とかステージに立てたという達成感もあるね。

最初の頃、どうなる事かと思ったけど、練習が進むに連れて、やはり上手くなっていくし、皆のどうにかしようという連帯感みたいなのが生まれる。合唱の良い所だと思うよ。だから、止められないのだ❕