東日本合唱祭

21日(土)に一ノ関で開催された東日本合唱祭に招聘団体の一つ東京フラウエン・カンマーコルの一員として参加してきた。2019年に開催予定だったのが、前日に台風接近で急遽中止になり、その後3年はコロナで開催されなかった。したがって、5年ぶりの事。

毎年、一関市の文化センターの大ホールを会場に全国から6つほどの団体が招聘され、一団体20分ほどの合唱を披露してきた。そして、最後には地元の合唱団や高校生たちとで300人以上がステージ上で数曲を大合唱する。今回は30周年記念の委嘱曲2曲と共に手話付きの歌、懐かしい歌やアカペラの曲、そして最後に大地讃頌。いや~、感激ものだった。若い人はいいね。声に張りがあって。合同合唱曲は練習する時間が殆ど無かったのだけど、前日の夜の合同練習に参加して、歌えるという気分になれた。

合唱界では著名な作曲家や指揮者が直接指揮をして指導してくださる。これもこの合唱祭に参加してこその事。ラッキー!

岩手県を初め東北地方は合唱のレベルが高く、お客さんもほぼ満席状態だった。皆さん1時から4時半までの長丁場のステージを最後まで聴いて温かい拍手をしてくださった。それに、この合唱祭を開くのに、準備がどれだけ大変だったか会場にいるとわかる。スタッフの人達は温かく親切にもてなしてくださった。感謝。

丁度、フラウエンは11月4日に演奏会を控えているので、その時に歌う曲を歌った。いや~、本番は怖いですね。途中でリズムが崩れたところがあって、冷や汗ものだった。後10日余りの間に楽譜を見直さねば。いい機会を下さったと思うよ。

 

久しぶりに東北新幹線にも乗れたし、これまで3回一ノ関には歌いに行っていて、その時は合唱祭の後、小旅行をしていた。今回はやはり演奏会の重石が重すぎて、直行直帰。

でも、朝、集合時間までの短い間にホテルの近くを散歩。近くに磐井川(北上川水系)や文化財になっている武家屋敷や古い教会があるのを見つけて、1人にんまりしてきた。

いつもの風景でないのを見るのは楽しい。